【県外】自家製太麺 ドカ盛 マッチョ 千日前店

 まずはじめにこの記事を書いた経緯というかおわびというか。

 

 鹿児島のラーメンについていろいろ書こうと、備忘録にしようと思って始めたブログですが、本当のところを言うと鹿児島に一番好きなお店がありまして、「久二郎」という都通りのお店なんですが、その店がどんなにおいしいか紹介したくて始めたものであります。

 

 なので一番にのせようとも思ったんですが、なにかしら比較対象があればいいかなと思ってすでに豚骨のお店を二つほど書いたのですが、ここでひとつ問題というか、懸念事項があって、久二郎はいわゆる「二郎系」と呼ばれるラーメンなんですね。豚骨醤油で、アブラともやしががっつりな。

 

 鹿児島には残念ながら、「二郎系」「二郎インスパイア」というべきお店はその久二郎しかないため(強いて言うならば騎射場の太一商店でしょうか)なんとも比較し難かったのですが、先日所用で大阪へ行きましたので、その時訪れた二郎系のラーメンを紹介致しました後、久二郎について書きたいと思います。少しでも紹介する語彙や表現がよいものになればいいなぁ、と願いを込めてみます。

 

 さて、前置きが長くなりましたが、今回は大阪の日本橋駅から徒歩5分、ドカ盛マッチョというお店に伺いました。こちらも二郎系とよばれるラーメンですね。ちなみにラーメン二郎は関西を中心に暖簾分けで展開されており(本店は東京の三田)、一番西にある店舗は京都、それ以外はほとんどが関東のお店です。

 

 お昼の2時前ぐらいに並びました。待ちは6~7人ぐらいだったかな?15分ほど待って注文。普段は食券制のようですが券売機が壊れており、店員さんにオーダーを聞かれます。ラーメンを頼み麺量を指定すると「ニンニク入れますか?」の声。このときにニンニクのほかヤサイ・アブラ・味のこさ(カラメ・ウスメ)が無料で選べます。今回は麺量200gニンニク無し、ヤサイちょいマシ、アブラ、カラメで頼みました。

 

 ちなみにラーメンは普通のラーメンのほか、塩ラーメンだったり、カレーラーメンなるものも。今回は怖くて冒険できませんでしたが、塩ラーメンは頼んでいる人もいらっしゃったかな?

 

 しっかし店員さんがクール。渋いです。二人体制のち三人体制になってましたが、大将ってかんじで寡黙な印象をうけました。壁にはバイト募集の壁紙も。まかないでラーメンいただけるのでしょうか…不明ですが、お腹周りがきになりそうです。

 

 カウンターに座り10分弱待ちます。お水は自分でコップを取り注いでから自分の席に向かうスタイル。やはり太麺なだけあって茹で時間も長いです。あとカウンターがとても狭い!これも二郎系の特徴、なんて言われてるらしいです。食べることだけに関しては支障はないですが、左利きの僕は左隣の人と肘が当たります。申し訳ない…あと潔癖な方も厳しいかもしれませんね。店の中はもちろん、面している道路までものすごいニンニク臭です。

 

 ラーメン(700円)

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マッチョ

 下の受け皿にスープが溢れるくらいでびっくり。あ、今頃ですが麺量も通常は350gらしいです。減らしてこの量。さて僕はヤサイだけ最初に食べるのがすきなのでアブラごとむしゃぶりつきます。アブラ自体に味は薄く、少し味気ない印象。スープと一緒にいただくと、脂の甘味とタレの塩気がマッチし、おいしくいただけます。

 

 スープについて詳しくは分からないので、ぜひ専門のサイトとかブログとかを訪れてみてください。辞書からまんべんなくとってきたような語彙力と表現力に脱帽します。それはおいといて、豚骨醤油のスープは醤油が少し強め。すこし柔めの麺にからみます。チャーシューはしっかりと味がついていてヤサイにあいます。少しぱさつくのでスープと一緒に食べました。

 

 完食したときの感想は「すこし重いな」と。写真もないし食べたのもずいぶん前なので今後レビューする気はないのですが、天神にある「赤のれん」を食べた時も似た感じでした。スープの上に油の層ができるのですが、それがすこし強くて胃にきます。この点は人を選びそうです。まあアブラマシにしといてこの感想は酷いですね笑。次があればふつうで食べてみようかな。

 

 二郎系の経験が薄い僕の初めてのレビューはこんなとこでしょうか。この店ともう一つの店をスタンダードとして最初に言った久二郎のレビューをしようかと。

 

tabelog.com

ちなみに、食べログではまぜそばがおいしいと。うーん全部試してみたい。

博多喜喜

 前回に続き博多ラーメンのお店です。最初に結論というか、味の総評でいうと、鹿児島にあるラーメン屋さんの中で一番博多ラーメンらしいと思います。

 

 もちろん僕が行ったことのないラーメン屋さんというのも星の数ほど、とまではいかないですけどかなりあるので、絶対とは言えないですが。今まで僕が行った中では福岡らしいなぁ、と思いました。あと、薩摩思無邪のHAKATAっていう名前のラーメンも近かったような…同率一位ということで。

 

 今回伺ったのは中央駅前店。郵便局の向かいです。本店が天文館にあります。天文館店のほうは天文館公園のすぐ裏です。博多、と銘打っていますが鹿児島のお店ですね。どうりで鹿児島に来るまで知らなかったわけです。最初は暖暮と同じように全国展開しているチェーン店だと思ってました。

 

 ここは知り合いの方に教えてもらって行きました。メニューは赤、白、黒の三種類。それぞれタレが違い、色んな味が楽しめます。白がシンプルで赤が辛めだったような…

 

 今回注文したのは黒です。一番人気とメニューに書いてありました。言霊というものもありまして、多分一番人気なんだと思います。日本人たるもの一番人気と書かれているとそれが間違いないと頼んでしまいますよね?僕はそうです。

 

黒ラーメン(650円)

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喜喜

 麺の種類、硬さ、辛味の量を選べます。辛味の量は暖暮にもあったシステムですね。多ければコクのある味わいを、少ないと豚骨本来の味を楽しめます。今回は細麺、バリカタ、辛味ふつうでオーダーしました。

 

 珍しいのが麺の種類を選べるというもの。博多ラーメンは大抵有無を言わせずに極細麺ですからね。細麺と太麺が選べます。僕のおすすめはもちろん細麺なんですけど、まだ太麺を食べたことがないので本当のおすすめかどうかは分かりません。今度もう一度食べに行って試してみたいと思います。こういうメニューが有るところが鹿児島のお店なんだなぁと感じさせますね。

 

 お味は最初に申し上げました通り、博多ラーメンっていう味です。豚骨の旨味が内包されたスープに、細麺がよく絡みます。細麺はのびるのも早いのであまり遅々として食べるわけにはいきません。伸びると美味しくないですからね。替え玉は150円です。黒の方は辛味ダレ自体の辛さはあまりなく、どちらかというと味重視な感じ。暖暮と比べてもあまり辛くありませんので、辛いもの苦手な方でもいけるはず。その分赤ラーメンの方は辛いんでしょう。こちらもまだ食べたことが(ry 次回試します。

 

 餃子やチャーシュー丼、卵かけご飯などのサイドメニューもあります。以前餃子を頼んだのですが、ラーメン屋らしい小ぶりな餃子がとてもジューシーでおいしかったです。肉汁じゅわじゅわ。ご飯頼むか迷いました。

 

 中央駅前店には喜喜そばという汁無し麺があります。油そばみたいなものかな?いつか食べてみたい。天文館店のほうは辛麺があるみたいです。辛いものは僕があまり得意でないのでお好きな方は食べに行ってみてはいかがでしょう。

 

 油そばでおもいだしたんですけど、ラーメンに限らず紹介していきたいものです。兎とか。おいしいですもんね。あとつけ麺とかも紹介したい。

 

 今回はここらへんで。二度目が無いと思ったお店は飛ばすべきかな~…美味しくないわけではないんですけどね。

 

 

hakatakiki.com

ラーメン暖暮

  いきなりですが、数年前から鹿児島に住み始めまして、生活も落ち着いて食に目が行くようになってきたので、自分の備忘録という意味を込めて鹿児島にあるラーメンを紹介していきたいと思います。

三日坊主で終わる雰囲気を自分自身感じているような気もしますが、ぼちぼちとやっていきたいと思ってます。


  ちなみに、鹿児島ラーメンではなく、鹿児島にあるラーメンなので悪しからず。


 さて、第一回の今回は無難にチェーン店を紹介します。初っ端から豚骨かよとは言わないで…


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ラーメン(650円)


  鹿児島市天文館と谷山に店を構える、ラーメン暖暮。ネギ抜き、辛味ダレふつう、バリカタで注文しました。


  暖暮という店、九州ラーメン総選挙一位というのを押し出していますが、この店が一位になったのは2002年のことだそうで。僕はまだ生まれてすらいません。嘘です。ただ、1人でラーメンを巡るような年齢でなかったことは確かです。何が言いたいかというと、受賞したのはめっちゃ昔のことっていう事です。


  始めて暖暮に行ったのは高校生の頃、福岡の西新にあるお店に伺いました。スープが非常に美味しかった反面、麺が余り気に入らなかったことを覚えています。


  今回伺ったのは谷山店です。産業道路をひたすら南下した先にあります。駐車場が10台あるかないかくらい。


  食券を購入して注文します。食券を買うと次回以降使える替え玉無料券が追加で出てきます。今出てくるかは不明。無料券は谷山店限定で利用できるそうです。


  麺の硬さ、辛味ダレの量、ネギの有無を店員さんに聞かれます。辛味ダレの量は、辛いものが苦手な方は少なめがいいかと。普通は普通に辛いです。CoCo壱で◯辛とか食べてる人は別ですが、僕は普通が丁度いいかな、と思いました。


  お昼過ぎに伺ったのですが、他のお客さんはカウンターに1人。ホールの店員さんも1人でした。この立地ですしお昼の時間は少ないのかな。穴場です。夕方に訪れた事もあるんですが、その時は家族連れでテーブルが埋まってた覚えがあります。


  さて、先ほど受賞したのがすごい昔だって言ったんですけど、別に批判する意味はなくて、ここのラーメンは美味しいです。豚骨は豚骨なんですけど、お店の裏の換気扇からものすごい匂いがするような、純粋な豚骨ではなくて、どちらかというと、一蘭に近いような、タレの旨味が効いた豚骨です。辛味ダレも合わさって、独特の味わいが広がります。


  チャーシューは薄切りで柔らかく、豚臭さを少し感じます。スープや麺と一緒に頂くとより豚骨らしさが強まります。あと、ラーメン屋さんあるあるだと思うんですが、水が美味い。多分ドップラー効果とかサブリミナル効果とかそんなやつ。


  総評としましては、豚骨ラーメンの全国展開のお店とあって、安定した美味しさです。辛味ダレの量で味を調節できるのも◎。博多ラーメンとしては、中央駅前の博多喜々の方が福岡にあるお店に近い気が。そのラーメン屋もいずれ紹介したいと思います。


  色々描き殴りました。何個か紹介したいストックがあるので、暇な時に書き連ねたいと思います。さようならこれにて。